はいが精米とは

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はいが精米は総合ビタミン剤

はいが米

はいが精米には、イネの発芽に必要なミネラルとビタミンが豊富に含まれています。

糖質をエネルギーに換えるどタミンB1、発育を促進するどタミンB2、たんぱく質の代謝に欠かせないどタミンB6、若さを保つといわれているビタミンEなど、まさに総合ビタミン剤です。


はいが精米

はいが精米をもっと知ろう


なぜ玄米よりもヘルシー

消化吸収の良さ

はいが精米は、糠(外皮)が残っている玄米より食感が軟らかく、また栄養成分も消化吸収されやすくなっています。


リンが少ない

はいが精米に含まれているリンの量は、玄米の約半分です。リンの摂り過ぎは、カルシウムの吸収を妨げ、カルシウム不足を引き起こします。


こんなにすごい!! 「日本の伝統食」はいが精米

玄米よりもヘルシーで、白米のようにおいしい。
はいが精米を1日茶碗で軽く3杯食べるだけで、必要な栄養を得ることができます。


胚芽精米の標準成分(精白米との比較) 【100g当たり】

成分\種類 炊く前 炊いた後
胚芽精米 精白米 胚芽精米めし 精白米
上水道
(炊飯水含まず)
354 356 167 168
水道 g 15.5 15.5 60.0 60.0
たんぱく質 g 6.5 6.1 2.7 2.5
脂質 g 2.0 0.9 0.6 0.3
炭水化物(糖質) g 75.3 77.1 36.4 37.1




mg
カルシウム 7 5 5 3
リン 150 94 68 34
0.9 0.8 0.2 0.1
ナトリウム 1 1 1 1
カリウム 150 88 51 29





mg
B1 0.23 0.08 0.08 0.02
B2 0.03 0.02 0.01 0.01
E 1.0 0.2 0.4 微量
ナイアシン 3.1 1.2 0.8 0.2
食物繊維 g 1.3 0.5 0.8 0.3

注)上表は、五訂日本食品標準成分表による。

食物繊維、ビタミン群(B1、B2、E)は生活習慣病を予防します

●高血圧 ●糖尿病 ●心臓病 ●動脈硬化


注目の栄養素ギャバの1日分の必要量を摂取する事ができます

ギャバとは、γ-アミノ酪酸(ガンマアミノラクサン)の通称で、さまざまな効能があることで注目を集めている栄養素です。


糖尿病を改善

ギャバには、肝臓を活性化させて、糖の分解を促進させる効果があります。また、膵臓の酵素の分泌を高めます。その結果、血糖値を下げ、糖尿病を改善します。


ボケ防止

ギャバには、脳内の血流を増やし、脳細胞の代謝を促す働きがあります。これによって、脳血管のつまりを防ぐので、脳梗塞やボケ防止に効果を発揮します。


動脈硬化・心臓病予防

動脈硬化・心臓病は、コレステロールと中性脂肪の増加によって引き起こされます。
ギャバには、コレステロールと中性脂肪を減らす作用があり、予防に役立ちます。